植物につきものの厄介なアブラムシ。便利な駆除の方法5つ!
ガーデニングなどを楽しむ人にとって、身近な天敵というとアブラムシ
ですよね。
小さくて数も多いので、一度発生してしまうと駆除が大変
という厄介者です。
初期段階でアブラムシを発見できれば、駆除も
それほど大変ではありませんが、気が付くと増えていたなんて経験
された方も多いと思います。
今回は、そんな厄介者アブラムシに
ついてお話していきます。
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アブラムシは非常に注意!駆除する前に知っておく植物と自分を守る方法
アブラムシの繁殖期は年二回、4月~6月と9月~10月頃と言われています。
とても繁殖力が高く、メスだけで卵を産むことができます。しかも10日程で成虫になる為、その成長したメスがまた卵を産む。
という事を繰り返すので、あっという間に数が増えてしまいます。
厄介なのは、放っておくと植物の養分を吸い取り弱らせ枯らせてしまう事です。
また、ウイルスの媒介やすす病の原因となる間接的な被害が深刻な問題とされています。
基本的には人に害はありませんが、植物にとっては天敵です。
数が増える前に対策をとっておくことをオススメします。
内容としては、風通しが良く日当たりの良い場所に置くこと。
密林状態だと良くありません。
株の間隔を開けたり、鉢同士を離して置いたりと工夫をして、密集しないようにしましょう。
他には、窒素分の多い肥料を与えすぎない事。
アブラムシはアミノ酸が好みとされています。
窒素分の多い肥料を与えると光合成の際にアミノ酸が多く作られてしまうのでアブラムシが寄ってきやすい環境になってしまうのでなるべく避けましょう。
中々しつこいアブラムシの駆除はどうすればいいの?アブラムシが嫌がる物
なるべく農薬を使わずに駆除できたら良いですよね。
いつくか方法があるので順番に紹介していきます。まずはアブラムシが嫌がる物を使います。
一つは反射による光です。
要らなくなったCDをぶら下げたり、アルミホイルで株元を包むといいとされています。
二つ目はコンパニオンプランツを近くに植える事。アブラムシが嫌がる匂いや成分を出すといわれている植物(唐辛子やニンニク・しょうがなど)を近くに植える事でアブラムシが寄り付きにくくなります。
最後は、アブラムシの天敵を放す事。アブラムシの天敵はテントウムシです。
ビニールハウスなどの環境でテントウムシを数匹放しておくと、アブラムシを多いと100匹ほど捕食してくれるので広範囲の対策に便利です。
他には、アブラムシを共存するアリを駆除しておくのも有効です。
また、アブラムシの発生が確認できた際は牛乳を散布したり、木酢液・油石鹸水を撒くのもいいとされていますが、即効性や散布後に洗い流す必要があるものなど注意が必要なものもあるので良く確認しておきましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
意外と身近にあるもので対策ができるので、知っておけばアブラムシが大量発生する前に対処ができるので実践してみると良いと思います。
黄色い物に寄って行くという習性もあるので、黄色いテープや布を吊るしておくと其方に群れて行くので一気に駆除することもできます。
アブラムシはとにかく早期対策が必須です。
増えてしまうと駆除が大変なだけではなく時間もかかってしまいます。
アブラムシの特性を理解し、自分のガーデニングや農作物に被害が出る前に対策をねっておくことが重要です。